お題「思い切ってやめてみた事」
私は、開業からずっとクラウドソーシングの提案営業を定期的に行っています。
でも今回、それを思い切ってやめてみようと思います。
最近、ランサーズに「自動提案」という機能が追加されたのをご存じですか?
これが、忙しいフリーランスにとってかなり助かる機能なんです。
ランサーズとは
日本最大級のクラウドソーシングサービスです。
クラウドソーシングとは企業がインターネット上で不特定多数の方に、業務を発注する業務形態のことです。
仕事を受けたいフリーランスと、仕事を依頼したいクライアントをマッチングするサービスです。
www.lancers.jp
ランサーズの新機能!自動提案とは?
かんたんに言うと、「AIがあなたの代わりに仕事を探して、提案までしてくれる」機能。
登録しておいた条件と提案文をもとに、あなたに合いそうな依頼を見つけると、自動で提案を送ってくれます。
提案のタイミングは、クライアントが新しい依頼を作成した瞬間。
つまり、「探している間に締め切られていた…」という機会損失を防げるんです。
自動提案ができること
自動提案は、登録した内容をもとに“条件に合った依頼だけ”に送信されます。
AIが判断するための情報は、主に次のようなもの。
- 仕事のカテゴリー
- 提案対象の予算範囲
- 業界相場との金額差の許容範囲
- 提案しない依頼(NG条件)
- 依頼タイトル・予算・内容 など
この条件マッチングにより、AIが「あなたに合いそう」と判断した依頼にのみ、自動で提案が送られます。
提案文もAIが最適化してくれる
登録した提案文はテンプレートとして使われますが、ただのコピペではありません。
あなたの実績やこれまでの提案をもとに、「どんな言葉で伝えたら響くか」をAIが調整してくれるそうです。
つまり、あなたの“強み”を引き出した形でクライアントに届く提案文になるんです。
使ってみた感想
自分が受けたい仕事のカテゴリーを選んで、相手に自動で送られるメッセージを制作し、保存。
私はランサーズをかれこれ7年くらい使っていて過去に認定ランサーにも選ばれたランサーなのですが
(今は直接依頼が増えて、認定ランサーズの条件の「過去1年間の報酬額が上位20%以内」がクリアできずシルバーランクとなっています。)
ある程度テンプレートなどを作っていた身としては、作業時間10分程度で簡単に登録設定ができました!
これまで使ってきた提案文はこんな感じ
{{依頼主のお名前}}さんはじめまして、デザインオフィス結デザインと申します。
{{依頼のタイトル}}に関して、ぜひお力になれればと思い提案しました。私の経歴としましては印刷会社に6年、デザイナーとして美術館広報物を中心に手掛けてきました。
2018年に独立し、グラフィックデザイナーとして活動しています。
過去作品に関しては下記のリンクからご覧ください。webページ・ポートフォリオ
https://musubidesign.hp.peraichi.com/
https://www.instagram.com/musubi_design/
お見積につきましては
お見積書を添付いたしますのでご確認ください。宜しくお願いいたします。
可もなく不可もなく無難な自己紹介です。笑
これにお見積書をつけて提案をしているという感じです。
お見積書の作り方についてはこちらの記事をごらんください。
設定したばかりでまだ自動提案は行われていない模様ですが、
今後進展がありましたら月単位などでお知らせできたらと思います。
まだβ版の段階なので、今後の改善に期待しつつですが、
「探す・提案する」の自動化はかなり大きな進化だと感じます。
提案文を登録しておくだけで、AIが代わりにチャンスを広げてくれる。
これまで“時間の都合で提案できなかった”案件にも、挑戦できる可能性が出てきました。
まとめ
AIが提案を代行するというと「仕事が奪われる」イメージを持つ人もいるかもしれません。
でも実際は、AIがやってくれるのは“事務作業の一部”。
フリーランスにとって大切なのは、「どんな仕事を選び、どう関わるか」。
自動提案は、その選択肢を増やすサポートツールのように思います。
β版の今だからこそ、使い心地や要望を伝えていくことで、
自分たちの働き方に寄り添った仕組みになっていくかもしれません。
🔗 Lancers 自動提案について(公式ページ)
www.lancers.jp
